命日

 

 

今日、10/31はリバーフェニックスの命日。

 

日本では良くも悪くも年々とハロウィンの存在感が強まっていく中、私にとっての今日はリバーフェニックスの命日と言われた方がしっくりきてしまいます。

 

 

亡くなった人のことを365日24時間中、考えていることなんて不可能であって、現在を生きる私にとっては過去のものは過去のものでしかなく、色褪せて、薄れていってしまうのも事実なんですよね。

 

 

リヴァー にハマってから、彼だけ追いかけるなんてことできるはずもなく。

 

 

ジョジョの7部を全巻買って、ジョニィとジャイロのへんてこな信頼関係にニヤニヤしてみたり。

山崎賢人カッコいいなぁと、彼の出演ドラマを片っ端から観始めたり。

横溝正史金田一耕助シリーズを読み込んでみたり。

 

 

この数ヶ月だけでも、様々なコンテンツに目を奪われ、魅了されました。

 

 

それでもやはり、リバーフェニックスという俳優を知り、彼の佇まいに心を奪われた私は、目まぐるしく回る日常の中で彼を思い出すことが減ってしまっても、洋画を観る度に、ワーナーブラザーズのロゴに触れるたびに、彼と同世代の俳優の活躍を知るたびに、ビートルズの音楽を耳にする度に、環境問題に目を向ける度に。

 

 

きっと彼の残像を思い出すのだろうと思います。

 

 

そうして、あの俳優はやっぱり良かったよなぁ。

久しぶりにあの作品でも観てみようかしら。

 

 

なんて、恋のドッグファイトを観たり。

旅立ちの時、殺したいほどアイラブユーを立て続けに観たりして。

 

 

惜しいことをしたなぁ、

もっと彼の活躍を見たかったなぁ、と。

ちょっとばかり。いや、2、3日ほど感傷に浸っちゃったりしちゃって。

 

 

そのくせ、一週間も経てば元どおり若手俳優に黄色い声を上げてみたり。 

 

 

そうやって時間を重ねて、私たちは喪失を埋め、喪失を認めて、やっと心に余裕を持つことができるのだと思います。

 

 

 

それでも、やっぱり今日は少し特別な日。

 

 

いつもより、少しだけ長く深く。

リバーフェニックスに浸ろうと思います。

 

 

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