恋のドッグファイト

 

 

リヴァーにハマってからというもの、彼が出演していた作品を調べ、鑑賞して、余韻に浸る日々が続いています。

 

 

リヴァーの出演作14本のうち9作の鑑賞を終えました!そこまで退屈というものもなく、割とすんなり映画の世界に入っていける作品が多かったように思います。

 

 

まだ視聴してないものに「愛と呼ばれるもの」、「モスキートコースト 」があるのですが、個人的にこの2作を観るのがとても楽しみです。「愛と呼ばれるもの」はどうしても字幕版で観たかったので、DVDを購入してしまいました🤭きっと、明日あたりにはお家に届くはず!

 

 

さて、視聴済の作品で特にお気に入りなのがこちら。

 

『恋のドッグファイト

 

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ジャケットからして、これは良作に違いない!!と断言しちゃいますよね。素敵。

 

 

あらすじとしては、

1963年、ベトナム戦争出征前夜の海兵隊員・エディはその夜仲間たちと"ドッグファイト"と呼ばれるパーティーを開きます。エディは雨宿りのために入ったカフェにて、ギターを弾き語りするローズをそのパーティーのパートナーとして誘うんですが、実はこのパーティーというのが、一番のブスを連れてきた者に賞金を贈呈するというかな〜り胸糞悪いもの。誘っておいたエディですが、ローズと会話を交わしていく中で彼女の純粋さに罪の意識を感じ、2度もパーティーではなく別の場所に行こうと提案をしますが、ローズはノリノリ。しかし、ローズはこのパーティーの真の目的を知ってしまい、、。

 

ここから2人の恋が始まっていくんですけど。

決して物語に派手さはないんですが、たったの一夜にして、男女が惹かれてく過程が、丁寧に綺麗に描かれています。その対比として、エディの仲間達の様子も挿入されているんですが、これがまたいい味を出しています笑 

 

 

リヴァーはやっぱり雰囲気を出すのが上手だなぁ。

瞳で演じることに長けてる俳優さんだなぁと。

もう、溜息の連続。

 

 

相手役のリリーテイラーも、決して美人とは言えない容姿なんですが、雰囲気がキュートで、全然不釣り合いに見えないんです。

 

 

私的ポイントは、

 

高級レストランにて、見窄しい格好という理由で入店を断られてしまったエディ。2人は仕返しとして、上手い嘘をついて洋品店からジャケットとネクタイを借り、レストランに再入店する、という流れがあるんですけど。

 

エディが借りてきたジャケットを自慢げに羽織っているんですけど、思いっきりタグがついたままなんですよね笑 何とも憎めないエディというキャラクターが上手く表されている場面だなぁ、とクスクス笑ってしまいました。

 

それと、エディの身分証明書なんですけど。

 

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生年月日が1944年11月26日。

まさかの私と同じ誕生日でした。

 

リヴァーが演じてる中でもお気に入りのキャラクターと誕生日が一緒というだけで舞い上がってしまうという(笑)

 

 

ジャズバーといえばいいのでしょうか?

ローズの誘いに2人で訪れ、ローズはエディにこのステージで歌うのが夢だと本音を零します。そんなローズにエディは歌ってほしい、と。照れながらもローズはエディに弾き語りをするんです。ここでローズが歌っている曲がとても素敵で印象に残りました。調べてみたところ、「what have they doen to the rain」邦題は「雨を汚したのは誰」。ひたすら切ない。

 

 

一夜を共にした2人が別れを惜しむシーン。

ローズはアドレスをエディに渡し、手紙を書くようにお願いし、承諾するエディ。

 

エディが背を向けて歩き出してから、一度振り返るんですけど、お互いただ見つめるだけ。

感情を隠して、静かに別れを惜しむシーン。

 

うぅー、いい!!

こういう演出がたまらないですよね。

 

 

そして、手紙を書くと思いきやエディは戦場に向かう道のりでアドレスを記した紙を破り捨ててしまうんですよね。きっと覚悟していたのかなって。

 

 

そして私はラストシーンがたまらなく好きでした。

 

 

良かったね、ハッピーエンドで。

リヴァーの出演作は、ハッピーエンドで終わってくれるとなぜかホッとします。

 

 

通していえば、綺麗に収まった作品でした。

実は気に入りすぎて、繰り返し二回も観てしまったんです。多分、また観たくなるので購入してしまうと思います(笑)

 

 

また、お気に入り作品の感想をつらつら書き出してみたいんだけれど。自分の文章力と語彙力の無さに虚しくなってしまいます。😂

 

 

でも、映画や小説を通して感じる物があるものに出逢えるって良いことですね!